私が「LOVES」で主に担当しているのは、観客席の後方にあるブースに入り、そこで定点カメラを遠隔操作したり、大型ビジョンに映す映像素材を用意したりする“映像オペレーション”です。そして、自分が担う役割のなかで特に大事にしているのは、「演出のタイミング」を合わせること。「LOVES」は“ライブ”であり、同じプログラムでも毎日まったく同じものが観れることはありません。だからこそ、トレーナーや動物たちの動きを確認しながら、映像や音、光を会場に届けることが重要です。そして、私が担当するカメラの映像はメインプールの真上から会場全体を見渡せて、トレーナーや動物たちの様子が一番よく見えるんです。

そのため、トレーナーや動物たちの動きを、ブース内の演出スタッフに逐一“声かけ”することも私の重要な役目になります。ゲストの皆さまには、トレーナーと動物たち、そして映像・音響・照明などを担当する演出スタッフの息がぴったりと合ったパフォーマンスに、ぜひとも注目していただきたいです！……ちなみに私は、前座のパフォーマーとしてステージに上がることもあるんです（笑）。そちらもどうぞ、お楽しみに！